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医療介護職は奉仕ではない
2021.06.30
おはようございますv(^o^)v 門條です♪
医療介護職のスタッフの方々とお話をしていると、皆さ利用者さんに対する想いが強いというのが印象としてあります。
利用者さんに対する想い、自身の仕事に対する想いが強いというのは、とても素晴らしいことだと感じています。
時に、奉仕の精神が強い方もいます。
例えば利用者さんにケアとして関われる時間が30分と限られているとします。しかし、利用者さんのことを考えれば1時間は必要であるため、1時間関わりたい。
この考えや想いは一見美しいですが、時には美しくありません。
まず介護保険関連のサービスはケアプランに位置づけられています。そのプランの範囲内で行うことが原則であるため、利用者さんに対するケアは30分ではなく、1時間必要であれば、協議を行いプランを変更する必要があります。
そして、同じようなことを他の利用者さんに対して全員行えば、法人・組織として成り立たなくなります。少し固い言葉を使えば、経営破綻の道に進むことになります。
医療介護サービスはビジネスであるため、決められたプラン、時間内でプロとしてサービスを提供するという姿勢も必要になります。