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スタッフ紹介(1)訪問看護ステーション道、言語聴覚士のOさん
2022.01.13
スタッフ紹介!!
記念すべき第1回目は訪問看護ステーションにて小児領域で活躍している言語聴覚士、入職3年目の Oさんです。それでは参りましょう!
* * * * * *
―入職して何年目ですか?職歴・経験は?
アバンサールへは2019年に入職して、今年で3年目になります。
これまでは、病院の回復期に勤めていたり、老健の設立に携わったりしていました。
―入職のきっかけ
もともと大阪に住んでいて、今後の通勤形態のことも考えた結果、兵庫県内で職を探すようになったのが株式会社アバンサールに出会うきっかけです。もともと訪問看護にも興味があってこともあって。
―普段はどのようなことをされていますか?
普段は発音や発声、構音訓練などを実施していますね。それと去年10月ごろからご縁あって、小児領域に携わり始めました。訪問看護で発達を担当するのは珍しいことなんですけどね。最初は自分でもびっくりしました。小児領域では、発達に遅れのある就学前の児童さんを担当していて、言葉を促したり、感情の言語化を練習したりしています。
実際に訪問先で使っているお仕事道具を見せてもらいました!




感情カード、動作カード、ひらがなカードは岡𡌛さんのお手製!
ひらがなカードは各ひらがなが複数枚ずつ作ってあり、テープによる表面のコーティングまで!(すごい)
「絶対に(厚紙を)はがされないぞという強い意志で作りました(キリッ)」とのこと

そのほかにも、おままごと用の野菜たちや、勉強・練習以外の遊びで使うすごろくや達成シールセットなども見せていただきました。


―お仕事で難しく思うところはありますか?
訪問看護では、入職前まで働いていた病院勤務との大きな違いがあって、主治の先生・看護師さんといったスタッフがその場にいないこと。高齢者については、自分でもわかっているつもりだったけど、周りのスタッフさんがいないことは病院に勤務していたときと訪問看護で利用者さんの自宅へ伺うときとの大きな違いですね。
―大切にしていることは何ですか?
「その人の生活にお邪魔している」という心構え・QOLの重要性・実際の知識や技術・家庭の事情・習慣など、とにかくいろいろな立場に立って考えることを大切にしています。
例えば、飲み物にとろみをつけること1つであっても、単にとろみをつけてしまうだけなら簡単。でも、それをすべての飲み物に適用することであったり、ご家族が毎日・毎食とろみをつけることであったりも考慮できないといけない。実際、とろみがついてるとおいしくなくて飲みにくいし…。適切さのバランスをうまくとることは難しいけど、とても大切に考えています。
―言語聴覚士の良いところってどんなところですか?
3食食べることを目的にしていた方で、退院時にお手紙を書いてくれた方がいて。手紙にはだいたい「訓練が大変だった」「閻魔様にみえた」ってことが書いてあったんですけど(笑)。訓練中には舌を伸ばす運動があったこともあって、そのせいかな(笑)。
そのときは、結果的に3食食べるという目標達成には至れなかったんですけど、ご家族・ご本人に「少しでも食べることができるようになってよかった」と言葉をもらって、本当にうれしかったです。そのときにいただいたお手紙は今でも思い返して、初心にかえるというか、励みにしてます。
―職場環境はどうですか?
ステーションの全員と仲が良くて、会話もたくさんするし、利用者さんに関する情報の共有や相談がしやすく、「ちょっと気になってることが…」とか「○○さんの××、次に行くときにまた様子見ておいてほしい」等が言いやすい・訊きやすいのはいいところだなって思ってます。
お休みも、すでにお休みすると分かっているタイミングでの有給取得はもちろんですし、急にお休みをとることになったときにも、「その日なら私が」とほかのスタッフさん同士ですぐに交代をかって出てもらえます。
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さて、第1回目のスタッフ紹介、いかがだったでしょうか?
以降もスタッフ紹介インタビューを掲載しますので、お楽しみに!
それでは、次回のHPブログでお会いしましょう‼